重量鉄骨ラーメン構造を進化させた、βシステム構法は、地動加造度 400ガル(400ガル以上は震度7)で強度設計された構造。その構造計算において、高さ60mの高層ビルと同じ耐震基準で設計されています。
鉄骨の大敵、サビを防ぐために、主要構造部材には2重の防錆処理を実施。リン酸亜鉛処理で安定した皮膜下地をつくり、自動車塗装にも使われているカチオン電着塗装で樹脂系塗料をコーディングしています。
主要な鉄骨には構造用銅材(SS400)をH形に加工した重量鉄骨を、接合用プレートはより高強度なSM490を採用。さらに接合には超高層ビル建築にも使われるトルシア型ハイテンションボルトを使用しています。